【2026年最新版】特養の人員配置基準とは?現役施設長がわかりやすく解説
こんにちは。
現役特別養護老人ホーム施設長の「施設長のライフノート」です。
介護職として働いていると、
「職員が足りない気がする」
「この人数で本当に基準を満たしているの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
また、ご家族からも
「介護職員は何人くらいいるんですか?」
という質問を受けることがあります。
実は、特別養護老人ホームでは法律によって人員配置基準が定められており、その基準を満たさなければ施設を運営することはできません。
今回は、120床の特別養護老人ホームで施設長を務める私が、人員配置基準をできるだけ分かりやすく解説します。
人員配置基準とは?
人員配置基準とは、
利用者様が安全に生活できるよう、施設に最低限配置しなければならない職員数を定めた基準です。
対象となる職種は、
- 施設長
- 医師
- 介護職員
- 看護職員
- 生活相談員
- ケアマネジャー
- 機能訓練指導員
- 管理栄養士
などです。
この基準を満たさない場合は、行政指導や介護報酬の減算などにつながる可能性があります。
一目で分かる人員配置基準
| 職種 | 配置基準 |
|---|---|
| 施設長 | 1名 |
| 医師 | 必要数(非常勤可) |
| 介護・看護職員 | 利用者3人に対し1人以上(常勤換算) |
| 生活相談員 | 100名につき1名以上(常勤) |
| ケアマネジャー | 100名につき1名以上 |
| 機能訓練指導員 | 1名以上 |
| 管理栄養士 | 1名以上 |
「3対1」とは?
よく
「3対1だから3人に1人職員が付く」
と思われますが、
そうではありません。
3対1とは
施設全体の常勤換算人数です。
例えば120名の特養なら
最低40名以上(介護・看護の合計)の配置が必要になります。
実際には、
夜勤
休暇
研修
産休
などもあるため、
多くの施設では基準より多く職員を配置しています。
私の施設では?
例えば
120床ユニット型特養
介護職員:約68人(常勤換算)
看護職員:約6人
生活相談員:2人
ケアマネジャー:2人
管理栄養士:2人
機能訓練指導員:2人
上記のような配置を行っています。
各職種の役割
施設長
施設全体の運営責任者。
利用者様、ご家族、職員が安心できる施設づくりを行います。
医師
定期診察や健康管理を担当。
多くの特養では非常勤医師が配置されています。
介護職員
生活全般を支える中心職種。
食事・入浴・排泄介助だけでなく、
利用者様の日々の暮らしを支えています。
現役施設長が伝えたいこと
人員配置は
「人数」だけではありません。
同じ人数でも
経験
チームワーク
教育体制
によって
介護の質は大きく変わります。
施設を見学するときは、
人数だけではなく、
職員が笑顔で働いているかも見ていただきたいと思います。
まとめ
人員配置基準は、
利用者様が安心して生活するために法律で定められています。
しかし、
本当に大切なのは、
「基準を満たしていること」ではなく、「利用者様に質の高い介護を提供できること」
だと私は考えています。
人数だけでは分からない施設の魅力もあります。
ぜひ見学などを通して、その施設らしさも感じていただければと思います。
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